山本由伸「9回はすごく遠い」 ノーヒッターは意識せず…指揮官発言は「嬉しい」 一問一答

渡米後最多の110球を投げて7回無失点…激戦制し「貢献できてうれしい」
【MLB】ドジャース 4ー3 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発し、7回1安打、無失点。9三振を奪う力投でチームを鼓舞した。自身の6勝目はならなかったが、チームのサヨナラ勝利に笑顔をみせた。一問一答は以下の通り。
――試合を振り返って。
「1度逆転されましたけど、最後まで打線が最後まで繋がって、なんとか全員で勝てたのですごくいい試合だったと思います」
――カーブが重要だったようにみえた。
「カーブだったり、カットボールだったり、ウィル(・スミス)がすごく考えてうまく配球してくれたので、とにかくウィルを信じて思いきり投げていきました」
――途中まで無安打投球。意識したか。
「9イニングはすごく遠いので、まあ130球ぐらい投げられたらいいんですけど、球数もまあまあ順調にいってたので、とにかく目の前のバッターに集中して投げてました」
――打線の援護なしで厳しい状態が続いてた。
「相手ピッチャーもすごくいいピッチングをしていたので、とにかく先頭を出さないだとか、先制点に繋がらないように毎イニング気を引き締めて、しっかり投げていきました」
――7回投げて100球以上投げたことは。
「とにかく今日の勝利に、貢献できたことがすごく嬉しく思いますし、もっともっと、チームの勝ちに繋がるピッチングを毎試合できるように頑張りたいと思います」
――7回の最後の場面でロバーツ監督は出てこなかった。
「何も特に言われてないですけど、四球を出した後、監督の方を見たら(ベンチから)出てきていなかったので。もちろん自分も行く気でいましたし、最後のバッターに思いっきり向かっていけたかなと思います」
ロバーツ監督の“エース発言”に「すごく嬉しい」
――7回最後の三振のシーンは。
「カットボールですかね。狙いより内寄りにいきましたけど、ウィルのキャッチャーミットをめがけて思いっきり投げられたので、いい結果になってよかったです」
――7回ピンチの場面でマンシーとベッツから声をかけられていた。
「次のボールの話もしましたし、とにかく任せるじゃないですけど、いい意味でリラックスできるように声をかけてくれたので次のバッターに集中していけました」
――試合前にロバーツ監督が「エース」と。
「そう監督に言っていただけるのはすごく嬉しいですし、そういった期待に応えられるような活躍をしていけたらいいなと思います」
――前回打たれたダイヤモンドバックス戦。
「しっかり調整もしてこれてましたし、たくさん練習もしたので、あまり悪いイメージ持つことなく今日の試合に挑めたかなと思います」
――立ち上がりの意識。
「僕も立ち上がりはうまくいかないことがすごく多いので。いつも、立ち上がりは基本としてすごく大事だと思ってるので、今日はうまくいってよかったです」
――「ヨシコール」は聞こえたか。
「歓声はたくさん聞こえました」
(Full-Count編集部)