大谷翔平には「休みが必要だ」 “実戦登板”は日曜に後ろ倒し…深夜の熱戦で予定変更

試合終了は日を跨いだ午前0時46分
【MLB】ドジャース 7ー5 メッツ(日本時間24日・ニューヨーク)
ドジャース・大谷翔平投手の“実戦復帰”の日程が変更になった。大谷は23日(日本時間24日)、敵地のメッツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。5打数1安打で勝利に貢献した。試合終了は雨天中断や延長戦にもつれ、日を跨いだ午前0時46分。24日(同25日)の試合前に予定されていた実戦形式の投球練習「ライブBP」は25日(同26日)に1日後ろ倒しになったと、デーブ・ロバーツ監督が試合後に明かした。
この日の試合前、ロバーツ監督は「ショウヘイにとっての前進だ。マウンド上で投げ、打者と対戦するだろう」と話し、24日(同25日)の試合前にライブBPを行うこととした。大谷はエンゼルス時代の2023年9月に右肘を手術。打者を相手に投球するのは同年8月23日(同24日)のレッズ戦以来640日ぶりだった。
しかし、試合が未明までもつれたことで状況が変わったようだ。ロバーツ監督は大谷の明日のライブBPでの登板について「我々は(明日の分は)キャンセルする」と明言。深夜にまで及んだ熱戦に「全員疲れてるし、日曜に改めてやることにするよ。明日はブルペンセッションもなし。みんな睡眠が必要だ」と疲労困憊の様子だった。また、今回の延期は大谷からの提案でもあったという。
大谷の試合復帰に関して、ロバーツ監督は試合前にマイナーでの登板を「考えていない」とした。今後の調整については「(調整の進め方は)彼の体調による部分が大きい。そして次のステップがどんなものかによる。次の数か月がどういったものになるか、誰にも分からないことだと思う」と慎重な姿勢を貫いている。
(Full-Count編集部)