オリが15安打13得点、鷹・上沢は9失点KO 西武は8得点で完封勝利…25日パ結果

首位・日本ハムは楽天に追いつかれ引き分けに
パーソル パ・リーグ公式戦が25日、3試合が行われた。楽天は楽天モバイルパークで行われた日本ハム戦に1-1で引き分け。西武はZOZOマリンで行われたロッテ戦に8-0で快勝し、オリックスは平和リース球場で行われたソフトバンク戦に13-5で大勝した。
楽天先発のミゲル・ヤフーレ投手は4回に先制を許すも、粘投を続け相手に得点を許さず、7回107球6安打3四球4奪三振1失点で降板。救援陣は8回から藤平尚真投手、鈴木翔天投手がそれぞれ1回を3者凡退に抑える投球を見せた。
打線は5回1死二、三塁の好機で、小森航大郎内野手が犠飛を放ち同点においつくもこの1点止まり。9回に1死満塁とサヨナラのチャンスをつくったが、あと1本が出なかった。日本ハムは細野晴希投手が7回98球3安打1四球5奪三振1失点の好投を見せるも打線が援護することができなかった。
西武先発の隅田知一郎投手は、2回以降毎回走者を背負うも、要所を締める投球を披露。6回88球7安打1四球4奪三振無失点で先発の役目を果たし6勝目を手にした。
打線は4回、2死二、三塁の好機をつくると、外崎修汰内野手の2点適時打で先制。7回には2死満塁から源田壮亮内野手が走者一掃の適時二塁打を放ち5対0とリードを広げた。以降も得点を重ね、13安打8得点と打線が終盤に爆発した。
敗れたロッテはオースティン・ボス投手が6回まで2失点も7回に崩れて一方的な展開に。打線は西武投手陣から7安打を放つも無得点に終わった。
オリックスは初回、西川龍馬外野手が通算1000安打を2号2ランで飾り先制した。直後にソフトバンクに逆転を許すも3回、頓宮裕真捕手の適時打、杉本裕太郎外野手の適時二塁打で同点。中川圭太内野手の犠飛で一気に勝ち越した。
5回には森友哉捕手の適時二塁打、杉本の5号3ランで4点を奪うと、9回にも3点をあげて終わってみれば13得点。15安打を放った打線のなかで、杉本は1本塁打を含む3安打6打点の活躍を見せた。
ソフトバンクは先発の上沢直之投手が誤算。5回途中9失点と序盤で打線が奪ったリードを守りきることができなかった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)