大谷翔平が実戦投球 641日ぶり打者相手に登板…奪三振でガッツポーズも

2023年9月の右肘手術後初めて打者相手に投球
【MLB】メッツ ー ドジャース(日本時間26日・ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、メッツの本拠地シティフィールドで実戦形式の投球練習「ライブBP」を行った。打者5人に22球を投げ、投ゴロ、2者連続の空振り三振、右前安打、四球という内容だった。直球は94マイル(151.2キロ)~97マイル(156.1キロ)、スプリットは88マイル(約141.6キロ)を記録した。
大谷はエンゼルス時代の2023年9月に右肘を手術。打者を相手に投球するのは同年8月23日(同24日)のレッズ戦以来641日ぶりだ。メッツ-ドジャース戦の試合開始4時間以上前に行われたが、多くの日米メディアが集結。熱い視線を送った。
キム・ヘソン内野手とダルトン・ラッシング捕手、球団でゲームプランニングコーチを務めるJT・ワトキンス氏を相手に実施。まずはキムを投ゴロに打ち取ると、続いてワトキンス氏から空振り三振を奪うとガッツポーズも見せた。キムに安打を浴び、ワトキンス氏に四球を与えたところで終了した。
デーブ・ロバーツ監督に加え、同僚のエンリケ・ヘルナンデス内野手、マックス・マンシー内野手、アンディ・パヘス外野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手、山本由伸投手らが視察。この日対戦するメッツのカルロス・メンドーサ監督やヤンキースやドジャースで監督を務めたジョー・トーリ氏の姿もあった。
ロバーツ監督は大谷の投手復帰が7月15日(同16日)のオールスター戦後になる意向を示している。2年ぶりの二刀流復帰へ、いよいよ最終段階に入った。