大谷翔平、18号先頭弾もド軍逆転負け 打率.295…千賀は5勝目&リーグトップ防御率1.46

4打数1安打1打点で打率.295、2カードぶりの負け越し
【MLB】メッツ 3ー1 ドジャース(日本時間26日・ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地のメッツ戦で「1番・指名打者」で先発出場し、初回に18号先頭打者弾を放った。4打数1安打1打点で打率.295。チームは1-3で敗れ、2カードぶりの負け越しとなった。
千賀滉大との日本人対決で豪快アーチをかけた。初回先頭、1ボールから甘く入ったフォーシームをフルスイング。打った瞬間に確信する18号先頭打者弾となった。初回先頭打者弾は14日(同15日)の本拠地・アスレチックス戦以来、今季4本目で通算16本目。飛距離411フィート(約125.3メートル)、打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、角度31度だった。
リーグの本塁打王争いではカイル・シュワーバー(フィリーズ)に並んでリーグトップに。両リーグでもアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に並んでトップとなった。5月は22試合で11本塁打となった。
千賀は6回途中5安打1失点と好投し、今季5勝目(3敗)を挙げた。4四球を与えたものの、5三振を奪った。規定投球回に再び到達し、防御率1.46はリーグトップだ。
試合前には実戦形式の投球練習「ライブBP」で登板した。2023年9月に右肘手術を受け、打者を相手に投球するのは同年8月23日のレッズ戦以来641日ぶりだ。打者延べ5人に対して22球を投げ、1安打2奪三振1四球の内容だった。最速97マイル(約156.1キロ)。
ロバーツ監督は「良かったよ。見ていて楽しかったよ。第1段階はうまくいったと思うよ」と声を弾ませた。投手復帰はオールスター後となる意向を示しているが、2年ぶりの二刀流復活へ大きな一歩となったに違いない。
(Full-Count編集部)