21歳引退→研究者に…元ロッテ・島孝明氏が6月9日特別講座、“異色”のセカンドキャリア語る

元ロッテ・島孝明氏【写真:編集部】
元ロッテ・島孝明氏【写真:編集部】

よみうりカルチャーとFull-Countの特別講座、対面・オンライン同時開催

 野球専門メディア「Full-Count」とよみうりカルチャーが開催する「魅力を引き出すインタビュースキル講座」に元千葉ロッテ投手の島孝明氏がゲスト登壇する。6月9日、午後7時から東京・錦糸町のよみうりカルチャーで開催する講座ではプロ野球を21歳という若さで引退し、その後、研究者の道を歩む異色の経歴を持つ島氏のセカンドキャリアに迫る。

 島氏は現在26歳。西武・今井達也投手らと同年代。東海大市原望洋(千葉)を経て、2016年のドラフト3位で地元球団のロッテに入団した。しかし、プロ3年間で1軍出場を果たすことなく、2019年オフに戦力外通告を受けた。引退後は国学院大、さらに慶大大学院へと進学し、スポーツ科学の研究に従事。現役時代はイップスに悩まされたが、それを治す研究を続ける過程で、自身が抱えていた症状を克服した。

 その成果が実を結んだのが昨年のトライアウト。ロッテ時代の背番号「40」のユニホームで登板し、150キロの直球を連発。引退から4年を経ての復活挑戦は大きな話題となった。

 今回の講座では、島氏がプロ野球引退後に大学院でスポーツ科学を学びながら、野球界と新たな形で関わり続けるキャリアと現在の研究について深掘りしていく。聞き手は野球専門メディア「Full-Count」で一昨年まで編集長を務め、島氏を高校時代から取材をしている楢崎豊氏が担当。島氏の魅力を存分に引き出す。

 講座は教室での対面参加に加え、オンラインでも受講が可能。野球ファンはもちろん、スポーツ選手のセカンドキャリアに興味がある人、将来メディアでの業務を考えている人にとって貴重な機会にしたいと考えている。

 これまでの同講座には、巨人の往年の名選手でコーチなどを歴任した岡崎郁氏や緒方耕一氏、フリーアナウンサー、スポーツ記者など多彩なゲストが登場。スポーツを仕事にする魅力を多角的に伝えてきた。島氏の異色の経歴と現在の取り組みを直接聞ける貴重な機会。プロアスリートの新たなキャリアの可能性を示す事例として、注目が集まりそうだ。

■申し込み・詳細
○対面参加
https://www.ync.ne.jp/kinshicho/kouza/202504-18010172.htm

○オンライン参加
https://www.ync.ne.jp/kinshicho/kouza/202504-18010173.htm

(Full-Count編集部)

RECOMMEND