山本由伸が「イニングを稼いでくれたら勝てる」 ド軍監督が期待する“エースの役割”

試合前に山本に言及
【MLB】ガーディアンズ ー ドジャース(日本時間27日・クリーブランド)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズとの試合前に報道陣の取材に応じ、同日に先発する山本由伸投手を「エース」と言及。ブルペンが登板過多のチーム事情から「他の投手を休ませたい」と、エースとしての役割に期待を寄せた。
ロバーツ監督はガーディアンズについて「このチームは左打者が多い打線だ。制球が(いつもより)大事になってくる。スプリットとカーブを織り交ぜる投球になるだろう」と言及。山本に対しては「ヨシノブらしい投球を続けてほしい。ブルペンはそこそこの状態だけど、彼がイニングを稼いでくれたら勝てるチャンスが増えるだろう」と述べた。
その上で、故障者続出でやりくりが厳しいブルペンについて「状態はいい。だけど、ヨシみたいな投手、つまりエースがマウンドに立てば、他の投手を休ませたい」と、山本の力投に期待を込めた。
6勝目をかけて先発する山本は前回20日(同21日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で7回1安打無失点。勝ち負けはつかなかったものの、メジャー自己最多110球の熱投を見せた。防御率1.86は千賀滉大(メッツ)に次いでリーグ2位。
(Full-Count編集部)