菅野智之、6回途中3失点で5勝目の権利手に降板 ヌートバーに被弾も粘投…3戦ぶり白星へ

2回1死一塁からヌートバーに高めのカットボールを右翼席へ運ばれた
【MLB】オリオールズ ー カージナルス(日本時間28日・ボルティモア)
オリオールズの菅野智之投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたカージナルス戦に先発。5回1/3を投げ8安打3失点、3奪三振で5勝目の権利を持って降板した。
初回に先頭のヌートバーに右前打を許すと、1死一、三塁からコントレラスに中前適時打を浴びて先制点を失った。なおも1死満塁のピンチを招いたが、アレナドを三飛、ゴーマンを投ゴロで何とか最少失点で切り抜けた。
しかし2回1死一塁から、ヌートバーに高めのカットボールを右翼席まで運ばれた。3回以降は立ち直り得点を許さず粘りの投球を続けると、5回にオハーンが9号逆転3ランで勝利投手の権利を得た。直後の6回、先頭のバールソンに二塁打され、アレナドの右飛で1死三塁となったところで交代が告げられた。2番手のソトが後続を断つと、ベンチで大きく吠えて拍手を送った。
菅野は9日(同10日)のエンゼルス戦で8回途中1失点の好投で4勝目を挙げたものの、15日(同16日)は7回途中4失点で敗戦投手に。前回登板した21日(同22日)のブルワーズ戦は6回2失点で勝ち負けつかずだった。
しかし7回に救援陣が同点に追いつかれ、菅野の3試合ぶりの白星はお預けとなった。
(Full-Count編集部)