菅野智之は「理想的ではなかった」も…監督代行が驚いた“修正力”「いい形でバトンを」

カージナルス戦に先発したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】
カージナルス戦に先発したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】

初回に1失点、2回にはヌートバーに右越え2ランを浴びた

【MLB】カージナルス 7ー4 オリオールズ(日本時間28日・ボルティモア)

 オリオールズの菅野智之投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたカージナルス戦に先発。5回1/3を投げ8安打3失点で勝利投手の権利を手に降板したが、救援陣が崩れて5勝目はお預けとなった。2回までに3失点の不安定な立ち上がりに、トニー・マンソリーノ監督代行は「理想的ではなかった」と渋い表情を浮かべた。

 菅野は初回、先頭のヌートバーの右前打を機に1死一、三塁のピンチを招くと、コントレラスに中前適時打を浴びて先制点を失った。さらに2回1死一塁からヌートバーに高めのカットボールを右翼席へ運ばれ2失点。劣勢の展開となった。

 それでも3回以降は無失点投球を続け、6回1死三塁の場面でリードを持って降板した。オリオールズの地元放送局「MASN」では、マンソリーノ監督代行が「スガノの最初の2回は、我々にとって理想的ではなかった。それでも、落ち着きを取り戻してくれた」と“修正力”を評価した。

「(乱れた時点で)予想していたよりもかなり長く投げてくれた。(菅野降板後に)起用できると自信をもっていた投手は3人で、4回を投げてもらわないといけなかったからね。いい感じに試合を作ってくれたけど、私たちが望む結果にならなかった」と監督代行。「スガノはいい形でバトンを引き継いでくれた。連戦、ダブルヘッダー、長時間の試合の影響で今晩は勢いがしぼんでしまった」と終盤の競り負けを悔いた。

【実際の映像】3失点しても…菅野智之に本拠地ファンが“”まさかの光景「すごい…」

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