大谷翔平、自己最速20号で快勝貢献 両リーグトップでジャッジに2本差…5月13HR量産

20号2ランを放ちナインに迎えられるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
20号2ランを放ちナインに迎えられるドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

3打数1安打2打点で打率.296、チームは2カードぶり勝ち越し

【MLB】ドジャース 9ー5 ガーディアンズ(日本時間28日・クリーブランド)

 ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4回に3試合連発となる20号2ランを放った。3打数1安打2打点で打率.296。チームは9-5で逃げ切り勝ち、2カードぶりの勝ち越しを決めた。

 2点リードの4回2死一塁。右腕バイビーの外角カットボールをバットに乗せた。高く舞い上がった打球は、左翼ポール付近の通路へ。5年連続20号で、自身6度目の到達は松井秀喜を抜いて日本人最多となった。飛距離362フィート(約110.3メートル)は今季最短。打球速度104.5マイル(約168.2キロ)、角度39度のムーンショットだった。

 チーム55試合目での20号到達はエンゼルス時代の2023年の68試合を抜いて自己最速。キング争いではカイル・シュワーバー(フィリーズ)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)に2本差をつけ、メジャー単独トップを走る。5月は13本目と絶好調で、シーズン58発ペースだ。

 史上4人目となる3試合連続の先頭打者弾の期待がかかった初回は見逃し三振。2回2死三塁では申告敬遠で勝負を避けられた。7回先頭は空振り三振。9回先頭は四球を選んだ。

 チームは2回に3連打などで2点先制。6回にコンフォートの3号ソロ、9回にはマンシーの4号3ランでダメ押した。先発のメイは5回4安打3失点で3勝目を挙げた。

(Full-Count編集部)

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