“最弱軍団”は「マイナー以下」 衝撃の21カード連続負け越し&年135敗ペース「チームを売れ」

ロッキーズのウォーレン・シェーファー監督代行【写真:Getty Images】
ロッキーズのウォーレン・シェーファー監督代行【写真:Getty Images】

昨年9月16~18日のDバックス戦を最後に勝ち越しなし

【MLB】カブス 4ー3 ロッキーズ(日本時間28日・シカゴ)

 また不名誉な記録が生まれた。ロッキーズは27日(日本時間28日)、敵地でのカブス戦に3-4で敗戦。今季成績を9勝46敗とし、年間では135敗ペースとなった。年間最多敗戦記録の更新に着実に進む中、米データ会社はメジャーワースト記録を更新する「21」を樹立したと紹介した。

 先発のヘルマン・マルケス投手が、強力カブス打線を相手に6回2失点6奪三振と粘投。チームも7回に追い付いて延長戦に突入した。無死二塁から始まるタイブレークでは10・11回ともに得点できず終わると、11回裏にマット・ショー内野手に右前打を浴び、サヨナラ負けを喫した。

 これでシーズン135敗ペース。昨季ホワイトソックスが記録した121敗の歴代ワースト記録を1年で塗り替える可能性も出てきた。一方でデータに特化した「オプタ・スタッツ」は試合を終えて自社X(旧ツイッター)を更新。「ロッキーズは昨季から21カード連続負け越しとなった。これはメジャー史上ワースト記録」と綴り、不名誉記録の誕生を伝えている。

 ロッキーズは昨年9月16~18日(同17~19日)の敵地ダイヤモンドバックス戦に2勝1敗で勝ち越して以降、まさかの勝ち越しなし。投打ともに振るわず、2017~2018年に2年連続でプレーオフに進出したとは思えぬ下降ぶりを辿っている。“最弱軍団”の現状にファンも「酷いなんてもんじゃない」「泣きたい」「また記録が作られた」「チームを売れ」「マイナー以下」と辛辣な声を寄せている。

(Full-Count編集部)

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