大谷翔平が「新しいファンをもたらした」 ド軍CEOが絶賛、“一変”した本拠地の光景

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

LAのグルメサイトが大谷効果を紹介

 ドジャースタジアムで、日本食がますます存在感を増している。大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手という日本人3人が所属する今季のドジャースでは、本拠地で販売される食事のメニューにも“日本化”の波が押し寄せてきた。

 ロサンゼルスで話題のレストランや隠れた名店を紹介するサイト「Eater Los Angeles」は28日(日本時間29日)に「オオタニのおかげで、この日本食と飲み物をドジャースタジアムで食べることができる」と題した記事を紹介。大谷、山本、佐々木の3人が「ドジャースタジアムでの日本の食べ物と飲み物の新導入に一役買った」と評した。

 今年から導入されたのはロサンゼルス風にアレンジされたの「チキンカツダブルデッカーサンド」で、チキンカツという和風要素と米国風を合体させた一品だ。日本でおなじみの全国チェーン「築地銀だこ」は昨年から出店しているが、その影響か新たに「タコヤキ味のドジャードッグ」も登場したという。

 さらに球場内では「意外においしいお寿司が提供されている」という。それ以外にも、味噌とショウガのチョップサラダ、テリヤキチキン、ごはんと餃子とシシトウガラシが盛られた「ホームランプレート」、チキンカツカレー、黒豚テリヤキマヨホットドッグなど、多彩な“和風球場メシ”を紹介。日替わりメニューには、黒豚ポークソーセージドッグ、黒豚焼きそばドッグ、チキンカツ丼などが並ぶ。アルコール類では、大分県の焼酎メーカー「二階堂酒造」のハイボールや麦焼酎も提供されている。

 記事では、大谷の試合を観戦するためにドジャースタジアムで日本人観光客が増えているとし、山本や佐々木を含めた日本人選手の人気上昇を反映させるために、球場内の日本食売り場を拡大していると言及。ドジャースのCEOスタン・カステン氏の「(オオタニは)新しいファンをもたらしてくれた。彼は本拠地での(人種や年齢)構成を変えてしまった」という言葉を紹介。グラウンド上の活躍だけでなく、日本食までも進出させる大谷翔平の存在。その経済効果は、とどまるところを知らない。

(Full-Count編集部)

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