ド軍、止まらぬ日本企業との契約ラッシュ コーセーと複数年で延長、大谷翔平ポーズが流行

球団発表…大谷のHR後には場内に新たに「フラッシュ演出」が実施
ドジャースは29日(日本時間30日)、化粧品メーカー「コーセー」と複数年での延長契約を結んだと発表した。大谷翔平投手の本塁打や、サヨナラ勝ちの際にスコアボードで「フラッシュ演出」などが新たに実施されるという。
コーセーは大谷とグローバル広告契約を結んでおり、昨年4月29日(同30日)にはドジャースとパートナーシップ契約を締結。ドジャースタジアムのビジョンなどには同社の広告が掲載されていた。今回の新契約で、トレーディングカード配布のスポンサーも務めることも発表された。
今シーズンは大谷が出演する「コスメデコルテ」の美容液「リポソーム アドバンスト リペアセラム」のCMでのポーズがチームに大流行。3日(同4日)のブレーブス戦で大谷がサヨナラ本塁打を放った際にポーズを行ったことがきっかけで浸透し、他の選手たちも本塁打や適時打を打った際は顔の前で2本の指をスライドさせる“デコルテポーズ”を披露している。
ドジャースCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)のロン・ローゼン氏は「コーセー」との契約延長が決まり、「コーセーとドジャースのパートナーシップは、ここまでお互いを非常に補い合うものになっている。今後さらに深めていくことはお互い考える必要もなかった」「この関係性を我々は心から楽しんでおり、コーセーのスキンケア商品デコルテのショウへイのCMに影響を受けた選手たちのセレブレーションからも(この関係性は)利益を得ている」と話した。
ドジャースには大谷、山本由伸投手、佐々木朗希投手の日本人3人が所属。今年に入ってからも「JTB」「伊藤園」「東京エレクトロン」「二階堂酒造」「Hakkaisan 八海醸造株式会社グループ」など日本企業と次々とパートナーシップ契約を結んできた。前日28日(同29日)には、東映アニメーションとパートナーシップ契約を結んだと発表していた。
(Full-Count編集部)