鈴木誠也は「過小評価されてる」 打点トップもまさかの10位、米ファン主張「デバースより上だ」

カブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
カブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

直近12試合は打率.391、16打点、OPS1.229と絶好調

 好調のバットでついにランクインした。MLB公式サイトは29日(日本時間30日)、最新の「打者パワーランキング」を発表。日本人では、ドジャース・大谷翔平投手が2位に入り、51打点でメジャー1位のカブス・鈴木誠也外野手が10位に選ばれた。それでも、「セイヤは過小評価されている」と米ファンはさらなる高順位が相応しいと主張している。

 同ランキングは毎月更新され、鈴木は4月選外だったが、今回初のランク入りを果たした。5月は25試合で打率.257、7本塁打、26打点、OPS.874。4月のOPS(.929)より劣るものの、中旬以降からエンジン全開。20日(同21日)のマーリンズ戦で2ラン含む3安打4打点、23日(同24日)のレッズ戦では3ラン、25日(同26日)の同カードでも9回に決勝3ランを叩き込んだ。

 27日(同28日)には、2022年4月以来、自身2度目の週間MVPを受賞。直近12試合は打率.391、16打点、OPS1.229と猛打を見せ、打点ランキングではメジャートップに浮上した。

 MLB公式は10位に鈴木を選出し、「セイヤ・スズキ、ピート・クロウ=アームストロング、カイル・タッカーが中心となり、現在カブスは強力打線を武器にナ・リーグ中地区の首位に立っている」とチームを支えるバットを評価。「スズキとクロウ=アームストロングはナ・リーグの打点ランキングで1位と2位に入り、スズキが51打点、PCAが50打点と僅差だ。スズキはさらに14本塁打、OPS+152という好成績も残している」と、打撃全般の好調ぶりを称えた。

 今回のランキングを受け、米ファンも鈴木の活躍に目を見開いた。「セ・イ・ヤ!」「セイヤはまだまだ(順位が)低い」「5月序盤のひどい時期を思えば、セイヤの10位は本当に印象的だ」「デバース(5位)より上だろ!」「すごい! セイヤがランクインしている」などと称賛の声を送った。

(Full-Count編集部)

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