年間136敗ペース…ロッキーズの明けぬ“悪夢” 米絶望「スポーツ史上最悪」「売却しろ」

ロッキーズのウォーレン・シェーファー監督代行【写真:Getty Images】
ロッキーズのウォーレン・シェーファー監督代行【写真:Getty Images】

カブス3連戦はスイープ負け

 勝利から完全に見放されている。ロッキーズは28日(日本時間29日)、敵地でのカブス戦に1-2で敗戦。これで今季9度目のスイープ負けとなった。5月下旬になってもいまだ9勝。年間では136敗ペースと絶望的な状況で、「スポーツ史上最悪のチームかもしれない」「いつになったらこの苦しみが終わるのか」と米ファンも肩を落としている。

 初回に鈴木誠也外野手に先制の適時二塁打を許すと、4回にもピート・クロウ=アームストロング外野手が15号ソロで2点をリードされた。6回に犠飛で1点を返したが、反撃はそこまでだった。カブス3連戦は防御率メジャーワーストの投手陣が計9失点と粘投したものの、打線が援護できなかった。

 この日の敗戦でチーム成績は、悪い意味で驚愕の9勝47敗。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/R Walk-Off」は自社X(旧ツイッター)に「162試合換算でロッキーズは26勝136敗ペースだ」と綴り、ロッキーズの苦境を伝えると、「まだ10勝もしていない」「信じられない」「チームを売却しろ」とファンも嘆き。ロッキーズ専門サイト「デンバー・ロッキーズ」も「長い夏になる」とガックリした。

 今季のロッキーズは開幕から負け続け、数々の不名誉記録を樹立。昨季から続く連続負け越しは「21」となり、メジャーワースト記録を更新中だ。もし年間135敗となれば、昨季121敗で年間最多敗戦記録を更新したホワイトソックスの記録を1年で塗り替えることになる。

(Full-Count編集部)

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