強すぎるド軍に「これは退屈だ」 米専門誌が皮肉…大谷&フリーマンが活躍も「少し不作法」

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

「MLBパワーランキング」でド軍は1位

 米スポーツ専門誌が「MLBパワーランキング」を発表し、ナ・リーグ西地区1位を走るドジャースは30球団で1位に入った。絶好調の大谷翔平投手、フレディ・フリーマン内野手らを擁することが評価された一方、あまりの強さに対して「少し不作法」という指摘も飛び出した。

 ランキングは米スポーツ専門誌「ジ・アスレチック」の番記者らが選出している。ドジャースは1位で「ショウヘイ・オオタニはホームランと長打率でリーグトップ。フレディ・フリーマンは打率とOPS+でリーグトップ。彼らがオールスターに選出されるのは明白」と2人の活躍を称賛。「これは退屈だ、そしてエンゼルスとブレーブスはそれぞれ嫌な気分になるべきだ」と、大谷とフリーマンの古巣である両球団への皮肉も込めた。

 さらに今週からオールスター投票が始まることを受けて「オールスターに選出されるべき選手」を各チーム1人ずつ挙げた。ドジャースではウィル・スミス捕手を選出。「ドジャースはスミスが送ってきたキャリアを非常に誇りに思うべきだ」と、チームの生え抜きで攻守にわたる貢献度を高く評価。「他のチームから最高の選手を獲得するのは少し不作法に思える」とし、ドジャースの金満補強にくぎを刺す指摘もあった。

 一方で最下位に入ったのは、ドジャースと同じナ・リーグ西地区で11勝50敗と低空飛行が続くロッキーズ。「オールスターに選出されるべき選手」には、今季0勝8敗、防御率5.72のカイル・フリーランド投手という驚きの選出となった。地元出身でチーム一筋60勝という貢献度から「彼はすばらしいキャリアを送っていて、少しぐらい認められてもいいだろう。彼にはこんな地獄のようなシーズンは相応しくない」と同情の声を寄せた。

(Full-Count編集部)

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