球速100キロ超など条件…「ホークスジュニア」が選考実施 OB新監督迎え“候補生”選出

昨年優勝を収めたホークスジュニアナイン【写真:加治屋友輝】
昨年優勝を収めたホークスジュニアナイン【写真:加治屋友輝】

今月20日からスポーツ用品店の「ピッチング&スイングスピードコンテスト」で1次選考

 ソフトバンクは6日、12月26日~29日に神宮、横浜スタジアムで開催される「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」に出場する、「福岡ソフトバンクホークスジュニア」選手選考の実施要項を発表した。20日からスポーツ用品店で開催する「ピッチング&スイングスピードコンテスト」にて1次選考を行い、計4度の選考を経て、嘉弥真新也新監督の下で連覇を目指すメンバーを選出する。

 1次選考は今月20日から7月21日まで、株式会社ヒマラヤが九州・沖縄、中国地方、愛媛の30店舗で開催する「第13回ピッチング&スイングスピードコンテスト」で実施。対象は小学5、6年生で、投球スピード100キロ以上、スイングスピード115キロ以上のいずれかをクリアできれば合格となる。

 7月30日~8月3日の期間にタマホームスタジアム筑後で実施される2次選考(キャッチボール、30メートル走、ノック、ロングティーなど)、さらに8月13日・14日の3次選考、8月18日の最終選考を経て、16~20人程度を選出。“候補生”という形で本番に向けて活動を開始する。

 2023年ドラフト7位、藤田悠太郎捕手ら11人のプロ選手を輩出してきたソフトバンクジュニアは、昨年、帆足和幸監督の下で15年ぶりに優勝。今年は球団OBの嘉弥真新也氏が新監督に就任し、若林隆信、三代祥貴両コーチとの体制で2年連続の頂点を目指す。嘉弥真監督は「今まで僕たちがプロの世界で経験してきたことを最大限に生かし、最高のチームを作っていきます。ホークスジュニアチームの『PS!(ピース)』となる選手を待っています」とコメントしている。

(First-Pitch編集部)

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