山本由伸、5回途中5失点KO　7勝目ならずベンチで頭抱える…球審と噛み合わず3四球→満塁弾

今季14度目の先発マウンド…防御率はリーグ3位→7位に後退

【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ（日本時間14日・ロサンゼルス）

　ドジャースの山本由伸投手は13日（日本時間14日）、本拠地でのジャイアンツ戦に先発。3回に痛恨の満塁弾を浴びるなど、4回2/3を投げて5失点で降板。2被弾を含む5安打5四球4奪三振の内容で、7勝目はお預けとなった。

　山本は初回に1死から好調のアダメスに右方向へソロを浴びて先取点を許した。2回は無失点に抑えたものの、3回には3つの四球で満塁のピンチを作り、シュミットに左翼席へ一発を叩き込まれた。

　この日はストライク判定を巡って両軍の選手が審判に不満を表す場面が多く、山本も際どい1球がボールとなって首をかしげる場面があった。本塁打を浴びた直後にはグラブを右手で持ち、右脚を叩いて悔しげだった。

　5回には2本の安打を浴び、四球を与えたところで降板となった。山本はうつむきながらマウンドを去り、ベンチでは頭を抱える場面もあった。5四球は渡米後自己ワースト記録となった。

　山本は前回登板となった7日（同8日）の敵地カージナルス戦では6回無失点の好投を披露も、勝ち星は付かなかった。12日（同13日）終了時点で防御率はリーグ3位の2.20だったが、この日の投球で2.64となりリーグ7位に後退した。

（Full-Count編集部）