菅野智之に見えた「イライラ」も指揮官“称賛”　果たした役割に「それでいい」

菅野は5回途中6安打3失点で6勝目ならず

【MLB】オリオールズ 6ー5 エンゼルス （日本時間15日・ボルチモア）

　オリオールズの菅野智之投手が14日（日本時間15日）、本拠地でのエンゼルス戦に先発登板し、5回途中6安打3失点で今季6勝目とはならなかった。計4四死球を与える投球となり、制球に苦しんだ。地元放送局「MASNスポーツ」のインタビューに応じたトニー・マンソリーノ暫定監督は「彼はイライラしていた」と言及した。

　菅野は2登板連続で5回の壁を越えることができなかった。指揮官は「彼はイライラしていた。そうでしょ？　理由ははっきりとはわからないけど、（狙ったコースから）何球か外れてしまっていた」と説明した。

　シーズン序盤との“変化”については「不運な打球が何回かあった。ウォードに対しては何球か弱い当たりがヒットになってしまった。シーズン中に起きる潮の満ち引き（運用素）みたいな感じだけどね」と言及するにとどめた。

　それでも評価は変わらず「彼は5回までリードを保ったまま投げてくれて、私たちに勝つチャンスを与えてくれた。それでいい」と菅野が果たした役割に、感謝していた。

（Full-Count編集部）