両軍で野手登板の珍事…キケが4度目のマウンドも“初KO”、大谷翔平2本塁打などで11点差に

4度目の登板で打たれる
【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)
14日(日本時間15日)にドジャースの本拠地で行われたジャイアンツ戦で、またしても両軍が野手登板させる珍事が起きた。8回に10点差をつけられた場面で、ジャイアンツはローガン・ポーター捕手を野手登板。さらに11点差に開いた9回からドジャースも“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手を投入した。
試合は大谷翔平投手の24号、25号、テオスカー・ヘルナンデス外野手の13号が飛び出すなど、8回までにドジャースが10-0でリードする一方的な展開に。ポーターは先頭のウィル・スミス捕手を二ゴロに打ち取るも、続くミゲル・ロハスに2号ソロを浴びた。だが、この1点で凌いだ。
11点差に開いた9回から野手登板したヘルナンデスは今季4度目の登板。トレードマークとなった頭部の防具をつけてマウンドに上がると、クリスチャン・コス内野手から三振を奪い、本拠地は大盛り上がりとなった。
しかし、四球などで満塁のピンチを招き、ケーシー・シュミット内野手に満塁弾を被弾するなど5失点。今季は3試合で防御率2.08と見事な“火消し”を披露してきたが、初のKOとなり、アンソニー・バンダ投手が継投した。ヘルナンデスは左翼の守備についた。
(Full-Count編集部)