ロッテ山本が7号&プロ初4安打…日本ハム伊藤が今季初完封で中日下す 20日交流戦結果

高橋光成はプロ初安打&6回2失点粘投も敗戦
「日本生命セ・パ交流戦 2025」が20日に行われた。21時過ぎまでに決着した4試合ではパ・リーグ3勝、セ・リーグでは巨人が勝利を手にした。
日本ハムはバンテリンドームで行われた中日戦に1-0で勝利した。先発・伊藤大海投手は、要所を締める投球で相手打線を抑え込み、112球で今季初完封。5安打7奪三振1四球の内容でリーグ単独トップの7勝目を挙げた。打線は6回、五十幡亮汰外野手の三塁打から清宮幸太郎内野手の犠飛で1点を先制。その1点を伊藤が守り切り、接戦を制した。
ロッテは横浜スタジアムで行われたDeNA戦に6-1で勝利した。初回に山本大斗外野手の適時打、西川史礁外野手の2点適時打で3点を先制。3回には山本が7号ソロを放った。先発・石川柊太投手は打たせて取る投球で6回1安打1失点の好投。リリーフ陣も無失点でつなぎ、9回に押し出しで2点を加えて突き放した。山本はプロ初の4安打、西川も2安打2打点と活躍を見せた。
楽天はマツダスタジアムで行われた広島戦に4-0で勝利した。先発・早川隆久投手は7回1/3を無失点に抑え、約2か月半ぶりとなる白星。4回にオスカー・ゴンザレス内野手の適時打で先制し、7回には太田光捕手の適時打、9回には宗山塁内野手の犠飛で加点した。加治屋蓮投手と則本昂大投手が無失点リレーで試合を締めた。村林一輝内野手ら3選手がマルチ安打を記録した。
西武は東京ドームで行われた巨人戦に1-2で敗れた。先発・高橋光成投手は6回9安打2失点と粘投し、プロ初安打も記録。2回に西川愛也外野手の適時打で先制したが、4回と6回に失点し逆転を許した。7回は2死満塁の好機を作るも無得点。終盤は3者凡退が続き反撃できず、高橋は今季4敗目を喫した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)