佐々木朗希が60日ILへ移行 長期離脱に…球団発表 監督「今季は彼抜きで考える」

球団発表…28歳左腕をトレードで獲得
ドジャースは20日(日本時間21日)、佐々木朗希投手を60日間の負傷者リスト(IL)に移行させると発表した。右肩インピンジメント症候群で5月13日(同14日)にメジャー初のILに入り、復帰に向けて調整を続けていた。
佐々木は今季ここまで8試合に先発して1勝1敗、防御率4.72。5月9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦では4回0/3を投げて5失点で降板した。その後、右肩インピンジメント症候群のため離脱することが決まった。
5月下旬にはキャッチボールを行っていたが、6月に入って一時はノースロー調整に逆戻り。デーブ・ロバーツ監督は15日(同16日)の試合前には「彼自身がまだ本格的に投げられる状態ではないと感じている」と話し、投球再開の時期については明らかにしなかった。
今季の長期的なプランの中に佐々木は入れないつもりか、との質問には「そうだと思う。それが妥当なところだと私は思っている。この環境に身を置くというだけで、彼にとっては大きな挑戦だった。そしてそれに健康面でのことも重なってくる。彼が戻ってきて、貢献してくれると期待してはいるものの、今季については彼抜きで戦っていくという考え方をしておくべきだ。それは妥当な考えだと私は思う」と話していた。
ドジャースはレッドソックスから金銭トレードでザック・ペンロッド投手を獲得。ロースターに空きを作るため、佐々木が60日ILに移行となった。
(Full-Count編集部)