大谷翔平だけが持つ“特殊事情” まさかの光景に放送席も驚愕…再認識された偉大さ

ナショナルズ戦に二刀流で出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター、Getty Images】
ナショナルズ戦に二刀流で出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター、Getty Images】

大谷翔平の“リアル二刀流”に解説者たちも改めて驚愕

【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 二刀流でのプレーに、改めて解説者たちは驚愕していた。ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地でのナショナルズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。復帰後2度目のマウンドは1回18球(ストライク12球)を投げて2奪三振無四球、無安打無失点。野手としては26号2ランを放つなど4打数2安打5打点1四球で勝利に貢献した。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では実況を務めるスティーブン・ネルソン氏、解説を担当したエリック・キャロス氏が驚きの声を上げるしかなかった。

 ネルソン氏は「オオタニはマウンドでのピッチングが終わるとダグアウトに戻らずにウォーニングトラックにそのまま留まりUターン。なぜなら、彼はドジャースのスターティングオーダーのリードオフ(先頭打者)だからです」と淡々と説明した。続いて「今年最初の先発登板以降オオタニは打席では19の2、9三振です」と投打二刀流を“再開”した後の成績を紹介した。

 キャロス氏は「今後、興味深いことの1つは、ショウヘイが今のリードオフのままでいるかどうかです。ピッチクロックがある中で(降板後すぐに)打席に入って構えなければならないだけでなく、投げ終わったばかりですよ」と指摘。さらには「野手の場合でも、守って次の回の先頭を打つ時はなんとなく急かされるのに、考えてもみてください。投手の場合、マウンドで投球していて、働いている。ゴロを待っているわけではないんです」と“特殊事情”を説明していた。

(Full-Count編集部)

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