大谷翔平のライバルが“離脱”の危機 「数日間、プレーは困難」…監督は険しい表情

ダイヤモンドバックスのエウへニオ・スアレス【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックスのエウへニオ・スアレス【写真:Getty Images】

大谷に本塁打1本差で迫る大砲が受難

 ドジャースの大谷翔平投手のライバルが無念の欠場となった。ナ・リーグ本塁打王争いで2位につけているダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレス内野手は24日(日本時間25日)に敵地でのホワイトソックス戦で、先発メンバーから外れた。前日の同戦で右手に死球を受けて途中交代しており、トーリ・ロブロ監督は「今後数日間、プレーする可能性はごくわずか」と険しい様子で語った。

 23日(同24日)の同戦で、スアレスは初回、ハーフスイングした際に相手先発スミスが投じた2球目の95.9マイル(約154.3キロ)の直球が右手に直撃。叫び声を上げた後、右手を押さえて痛みをこらえるような動きを見せ、直後の守備から交代となった。

 スアレスは今季ここまで25本塁打。特に6月は10本塁打とペースを上げており、一時は大谷に並んだ。24日(同25日)時点では1本差としている。7年6600万ドル(約96億1800万円)の契約を結んでいる大砲が離脱となれば、チームにとっては大きな痛手となる。

 スアレスが先発を外れた24日(同25日)の試合前会見で、ロブロ監督はスアレスの手が「大きく腫れあがっている」とコメント。腫れが収まってから、MRI検査を実施する予定で、今後数日に関しては「プレーする可能性はごくわずか」と言及した。負傷者リスト(IL)入りの予定は今のところないという。

(Full-Count編集部)

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