山本由伸に指揮官が求めた「らしい投球」 “打者天国”の敵地で問われる右腕の真価

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】

26日先発の山本由伸に「いい登板を期待している」

【MLB】ドジャース 9ー7 ロッキーズ(日本時間25日・デンバー)

 ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地で行われたロッキーズ戦を9-7で逃げ切り接戦をものにした。大谷翔平投手の日米通算300号となる27号2ランなどで9点を奪うも、投手陣が7回以降に4失点。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「勝ちは勝ち。この球場だし」と両軍14安打が飛び出す乱打戦を振り返った。

 6回までにドジャースが5点リードする展開も、7回に1点を失うと、8回に投手陣がロッキーズ打線に捕まった。この回から登板のバンダが2死から9番のリッターに二塁打を打たれると、フリーマンとベックの適時二塁打などで3失点。1点差になったところでスコットが登板する事態となった。

 ロバーツ監督は「どれくらい投手陣を起用したか分からないけど、抑え投手を回跨ぎさせるのは避けたかった」とスコット起用について触れつつ、「彼ら(打線)を評価しないといけない。ファイトする姿勢、(投手の球を)仕留めることができていた。バットにボールを当てたり、四球やエラーを活かしたりすることができていた」と相手打線を称えた。

 25日(同26日)に先発予定の山本由伸については「いい登板を期待している。しばらくの間ヤマモトらしい投球を見られていないからね」と期待を寄せた。“打者天国”とも呼ばれるクアーズフィールドで山本がどんな投球を見せてくれるか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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