山本由伸、5回無失点の快投も56球で降板 豪雨で90分中断が影響か…7勝目の権利

ロッキーズ戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
ロッキーズ戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

昨季に並ぶ7勝目をかけて先発

【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間26日・デンバー)

 ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地でのロッキーズ戦に先発。5回1安打無失点の好投を披露し、7勝目の権利を持って降板となった。球数は56球の快投を見せたが、6回表に豪雨で試合が中断になった影響で、その裏のマウンドには上がらず降板となった。

 初回は3番ベックをカーブで空振り三振に仕留めるなど、打者3人に対し10球で終わらせた。2回も2三振を奪い3者凡退、3回には2死からヒリアードにこの日発となる安打を許すも後続を断った。

 4回も3者凡退に抑えた時点で球数44球の快投。5回は先頭エストラーダに四球を与えたが、続くトグリアを投ゴロ併殺打に打ち取った。

 試合は両軍無得点の6回、ドジャース攻撃時に雨が降り始めた。2死二、三塁の場面でマンシーが内野フライを放つと、二塁手のエストラーダがフライを見失って打球がグラウンドにポトリ。ドジャースがまさかの形で2点を先制した。

 その後、グラウンドにはシートが敷かれ、中断がアナウンスされた。山本はまだ56球しか投げていなかったが、時間が空いたため6回のマウンドには上がらなかった。

 山本は試合前の時点で15試合で6勝6敗、防御率はリーグ5位の2.76。6月は4試合に登板していまだ勝ち星がついていなかった。

(Full-Count編集部)

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