緊急降板の巨人・大勢は「大丈夫だと思います」 阿部監督が説明…軽症を強調

8回投球中に苦悶の表情、1度は続投も四球を与えて降板となった
■巨人 4ー0(27日・東京ドーム)
巨人は27日、DeNA戦(東京ドーム)で完封勝ちした。連敗を2で止め、勝率5割に復帰した。8回に4番手で登板した大勢投手はイニングの途中で緊急降板。阿部慎之助監督は「大丈夫です」と軽症を強調した。
異変は1点リードの8回1死だった。大勢は佐野への投球中に苦悶の表情を浮かべた。杉内投手コーチが慌ててマウンドへ。数球の投球練習を行った後に続投したものの、制球が安定しなかった。佐野へ四球を与えたところで治療のためにベンチへ下がり、そのまま降板となった。
阿部監督は試合後、「ちょっと脚をつりかけたので。大丈夫だと思います。大事を取った? そうですね」と説明した。
8回1死一塁からは急きょ、左腕バルドナードが救援。捕手・甲斐が代走・三森の二盗を阻止するなどしてピンチを脱した。大勢は今季32試合目の登板。5勝2敗22ホールド、防御率2.01となっている。
チームは7回にオコエの中越え三塁打から泉口の左犠飛で先制した。先発の山崎伊織が7回途中4安打無失点と好投。今季7勝目を挙げ、リーグトップの防御率は1.24となった。
(Full-Count編集部)