大谷翔平を称えるのに「形容詞が足りない」 登板前日に29号…ロバーツ監督“お手上げ”

大谷の先頭打者弾で勢いづく
【MLB】ドジャース 5ー4 ロイヤルズ(日本時間28日・カンザスシティ)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は27日(日本時間28日)、敵地でのロイヤルズ3連戦の初戦に勝利し、大谷翔平投手の29号先頭打者弾について「ショウヘイが我々を好発進させてくれた」と絶賛した。
大谷は初回、相手先発キャメロンのチェンジアップを完璧に捉えると、打球は右翼スタンドにある球場名物の噴水に飛び込む29号ソロ。3打数2安打2打点の活躍で5連勝に貢献した。
大谷がチームにとってどれだけ価値のある存在かを問われると、ロバーツ監督は「褒める表現や、形容詞が足りていないと思う」と表現。「見ていて楽しいし、素晴らしい同僚であり、ファンやメディアから期待を向けられる状況で対処したり。ああいうのは、私は見たことがないよ」と称賛の言葉を惜しまなかった。
これで大谷は今季8本目の先頭打者本塁打。メジャー最多はフィリーズのシュワーバーが昨年に記録した15本だが、ロバーツ監督は「おそらく、それができるのはショウヘイをおいて他にいないだろう」と、記録更新も予想した。
大谷は28日(同29日)の同戦に今季3度目の先発登板に臨む予定。過去2試合では1回のみだったが、ロバーツ監督は複数イニングを投げる可能性を示唆しており、二刀流の完全復活へどのような投球を見せるのか注目は高まるばかりだ。
(Full-Count編集部)