大谷翔平、94年ぶり偉業「29&7」 伝説打者しか許されぬ“領域”…4人だけの大記録

ロイヤルズ戦で三塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ロイヤルズ戦で三塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

初回に29号&5回に適時三塁打

【MLB】ドジャース 5ー4 ロイヤルズ(日本時間28日・カンザスシティ)

 また大記録を打ち立てた。ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ロイヤルズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で2試合連続の29号を放った。さらに5回には今季7本目の三塁打をマーク。LAメディアによると、史上4人だけの偉業を樹立したという。

 いきなりの一発だった。初回先頭で迎えると、カウント1-2から左腕キャメロンの4球目のチェンジアップを完璧に捉えた。飛距離429フィート(約130.76メートル)、角度35度の豪快な一撃だった。さらに3-4の5回には、右中間を破る同点適時三塁打をマーク。勝ち越しのホームを踏んだ。

 ドジャース公式ブログ「ドジャー・インサイダー」は自社X(旧ツイッター)を更新。「1901年以降、前半戦で29本塁打と三塁打7本以上を記録した選手」のリストを紹介した。「ベーブ・ルース(1921年) ルー・ゲーリッグ(1927年) ジミー・フォックス(1932年) ショウヘイ・オオタニ(2025年)」と綴り、大谷が94年ぶり史上4人目の快挙を成し遂げたという。いずれも殿堂入りの大打者。大谷も伝説の系譜に名を連ねた格好だ。

 昨年は前人未到の「50本塁打&50盗塁」を打ち立てるなど、様々な快挙を達成した。今年はすでに二刀流も始動しているが、序盤戦は打者メインで出場している。“バッターだけ”でも、大谷がいかに歴史的な存在なのかを証明している。

(Full-Count編集部)

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