LAファンに迫られた“大谷翔平vsフリーマン”　ド軍勝利後に勃発…「本当に難しい質問」

大谷は29号含む2打点、マンシーは勝ち越し2ラン…フリーマンは美技を披露

【MLB】ドジャース 5ー4 ロイヤルズ（日本時間28日・カンザスシティ）

　ドジャースは27日（日本時間28日）、敵地でのロイヤルズ戦に5-4で勝利した。初回には大谷翔平投手が先制の29号ソロを放てば、1点差の9回にはフレディ・フリーマン内野手がチームを救う美技を披露。試合後の“MVP投票”では大接戦が繰り広げられた。

　いきなり豪快なアーチをかけた。大谷は初回先頭で迎えると、カウント1-2から左腕キャメロンの4球目のチェンジアップを捉えた。飛距離429フィート（約130.7メートル）、角度35度の一撃だった。さらに3-4の5回には、右中間を破る同点適時三塁打をマーク。3打数2安打2打点1四球の活躍を見せた。

　大谷以外にも、1-1の2回にはマックス・マンシー内野手が逆転の2ランの活躍。そして9回にはフリーマンが魅せた。1死満塁のピンチを背負うと、二塁へ併殺になりそうな打球が飛んだ。トミー・エドマン内野手のトスを受けたムーキー・ベッツ内野手は二塁を踏んで一塁へ送球するも、力んだのかまさかのワンバウンドに。しかし、フリーマンが足を広げて捕球。グラブの先端ですくいあげてゲームセットとなった。

　試合後、ドジャース公式X（旧ツイッター）では「プレイヤー・オブ・ザ・ゲーム」のファン投票が行われ、大谷、フリーマン、マンシーの3人が最終候補に選出された。2万3423票が集まり、全体の10％がマンシー、そしてフリーマンには32.8％、大谷は過半数を超える57.2％が得票された。

「確かにオオタニだけど、フレディーがドジャースに勝利をもたらした」「本当に難しい質問だけどオオタニに」「やはりオオタニだよ！」「やはりフレディ」「オオタニとブルペンだ」「1人を選ぶのは難しいよ」「オオタニの打撃は本当にすごい」とファンもかなり悩んだ模様。それでも、試合の最初の打席で先制点をもたらし、同点打に決勝のホームを踏んだ大谷のインパクトがやはり鮮烈だったのかもしれない。

（Full-Count編集部）