バウアー抹消は「調子を上げるため」、三浦監督が明かす降格理由 前日7敗目…投手コーチ「今後は未定」

7敗目を喫した28日の試合後には「先が見えない状況」と吐露
■巨人 1ー0 DeNA(29日・東京ドーム)
DeNAは29日、トレバー・バウアー投手の出場選手登録を抹消した。巨人戦(東京ドーム)後に取材に応じた三浦大輔監督は「調子を上げるために抹消した。今言えるのはそれだけ」と語った。
バウアーは前日28日の同戦に先発して5回1/3を投げ7安打5失点、来日最多の6四球で自身4連敗となる7敗目を喫した。22日のロッテ戦では来日最短の1回0/3を同ワーストタイ7失点KO。2試合計12失点と不安定だった。
試合後には珍しく弱気に「自分に対する怒りと落ち込みがあって、いろいろ試してはいるもののそれがうまくいっていない状況もある」「こういった落胆や落ち込みは何回も経験したことがあるけど、そのときはいろいろ取り組んでいく中で先が見えてきていた。今はそういうことが全くなくて先が見えない状況なので、今こういった経験は過去になかったかなと思います」などと吐露していた。
この日、バウアーは東京ドームに姿を現したものの、試合前に球場を後にしていた。大原投手コーチは「基本的には1軍に帯同させます。ファームゲームが必要なら考えますが、今後は未定ですね」と話すと、三浦監督は「抹消する時は全員とします」と一方的な抹消ではないことを強調。右腕の復活に期待を寄せていた。
(Full-Count編集部)