DeNA、今季2度目の3試合連続完封負け…三浦監督「よくない」 好投のジャクソンには「申し訳ない」

巨人戦の指揮を執ったDeNA・三浦大輔監督【写真:古川剛伊】
巨人戦の指揮を執ったDeNA・三浦大輔監督【写真:古川剛伊】

ジャクソンは7回95球を投げ5安打1失点

■巨人 1ー0 DeNA(29日・東京ドーム)

 DeNAは29日、東京ドームで行われた巨人戦に0-1で敗れ、3連敗で借金2となった。散発4安打に終わり、今カードは3試合連続零敗。しかも5月25〜29日以来、今季2度目の屈辱となった。試合後、三浦大輔監督は「この3試合、1点も取れていないわけですからよくないですね」と打線に注文をつけた。

 先発したジャクソンは2回に先頭の中山にプロ初本塁打を浴びて先制を許した。その後は走者を許しながらも本塁は踏ませず、7回95球を投げ5安打1失点の好投で味方の援護を待った。

 しかし打線は赤星の前に苦戦。初回先頭の佐野が四球を選ぶも後続は凡退。3回1死からジャクソンがチーム初安打となる右前打を放つも、佐野が併殺打に終わった。7回2死から筒香が右前打を放ったところで赤星は降板。山本は2番手・田中瑛に空振り三振を喫した。

 9回は巨人の守護神・マルティネスから宮崎の安打をきっかけに2死二塁の同点機をつくったが、最後は4番・牧が二飛に倒れ、得点を奪うことができなかった。

 巨人投手陣を攻略できず無得点に終わった打線に対し、三浦監督は「得点を取ることをいろいろ考えていますが、結果につなげられてはいない」と話し奮起を求めた。また、好投したジャクソンについては「あそこで1本打たれましたけど7回を投げきってくれましたし調子がよかったと思います。負け投手になってしまい、援護できず申し訳ない」と右腕を労った。

 今カードは初戦が0-4、第2戦が0-5。この日も打線はつながらず、最後まで本塁は遠かった。交流戦最終戦だった22日のロッテ戦(横浜)の6回から31イニング連続無得点となった。

(Full-Count編集部)

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