大谷翔平の決断にファン賛同 SNSで目立つ“No.1決定戦”の不評ぶり「唯一嫌いな要素」

大谷がHRダービー辞退を表明「チャンスはない」
ドジャースの大谷翔平投手が28日(日本時間29日)、敵地でのロイヤルズ戦後に報道陣の取材に応じ、7月14日(同15日)に開催されるホームランダービーへの不参加を明言した。「現行のルールではなかなか厳しいので、今のところチャンスはないかなと思っています」と語り、体力面への懸念をにじませた。
ホームランダービーは、1回戦と準決勝が3分、決勝が2分という制限時間の中で打ち続ける形式で、各ラウンドには球数制限もある。体力を消耗しやすく、後半戦で打撃不振に陥る例も少なくない。大谷は2021年に参加し、延長戦の末に敗退。当時、後半戦が始まり7月最後の一発を放った28日(同29日)以降は、本塁打のペースが落ち、シーズン終了までの2か月間で放った策越え本数はわずか9本と、スローダウンしたのは明らかだった。ちなみに昨年は右肘のリハビリを理由に辞退している。
大谷は26日(同27日)、ファン投票でナ・リーグ最多の396万7668票を獲得し5年連続でのオールスター出場が決定。それに伴い、HRダービーに参戦するかどうかが注目されていたが、今回の決断に対して、SNSでは大谷を支持するコメントが溢れた。
ファンからは「体に負担をかけるしフォームも崩す」「懸命な判断だと思う。毎年オールスター明けは打撃の調子を落としてるから、このホームランダービーが原因なんだと思ってる」「出なくて無問題ですね」「未来が大事」「メジャーのオールスターで唯一嫌いな要素」「何やねんあのドタバタ感」「英断! 本業の方が大切ですね」「近々ホームランダービーのルールも変わる気がしますね」などと、現状のルール変更を求める声が上がっており、今後のMLBの動きに高い関心が寄せられていた。
(Full-Count編集部)