日米野球の“格差”示す驚愕数値 データ会社が示す「34:69」…米指摘「問題じゃないのか」

ソフトバンク・山川穂高【写真:小林靖】
ソフトバンク・山川穂高【写真:小林靖】

本塁打が出ない日本プロ野球

 ここ数年で“投高打低”の傾向が顕著になっている日本プロ野球。米国データ会社がメジャーリーグと比較して本塁打数が極端に少ないことを指摘し、米国のファンの間でも話題となっている。

 議論の発端となったのは、ファンが投稿した日本プロ野球の試合動画。28日に行われたロッテ戦で、ソフトバンクの山川穂高内野手が高々と打球を打ち上げるも、フェンス前で失速して左飛となったプレーの様子が拡散された。

 この投稿に米データ会社「コーディファイ・ベースボール」が反応。公式X(旧ツイッター)に「MLB:34打者ごとに本塁打、NPB:69打者ごとに本塁打」と記し、本塁打が出るペースで日米に2倍の差があるというデータを紹介した。

 日本プロ野球の実態を知った米国のファンは次々と反応。「NPBはこれを問題として考えているのか?」「日本人は重力を2倍に強くする方法を発見した」「ムラカミは来年70本打つだろう」「バウアーはMLBなら防御率15点台」などのコメントが書き込まれた。

 日本プロ野球の本塁打数は年々減少傾向にあり、2019年は両リーグ計1688本だったが、2024年は計975本。飛ばないボールだった2012年以来、1000本を下回った。

(Full-Count編集部)

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