山本由伸がまさか…「悪夢のようです」　最短KOに解説も落胆「悲惨なスタート」

初回にボーンに痛恨3ラン被弾→ベッツの適時失策で失点を重ねた

【MLB】ブルワーズ ー ドジャース（日本時間8日・ミルウォーキー）

　ドジャースの山本由伸投手は7日（日本時間8日）、敵地で行われたブルワーズ戦に先発したが、メジャー自己最短となる2/3回を4安打5失点（自責3）で降板した。まさかの光景に、ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」も落胆を隠せなかった。

　初回、先頭のフリリックに二塁打を浴び、続くコントレラスに四球を与えてピンチを招く。その後2死までこぎつけたが、5番のボーンに痛恨の3ランを浴びた。さらに2死一、二塁からダービンを遊ゴロに仕留めたかに思われたがベッツがまさかの悪送球。1点を追加され、9番のモナステリオにも適時打を浴び、ここでロバーツ監督は投手交代を告げた。

　同局の実況ジョー・デービス氏は「このイニングは悪夢のようです」と絶望。まさかの早期降板に「デーブ・ロバーツは早くも重い足取りでオールスター投手の交代を告げます。想像できないほど早い段階で、ブルペンが仕事に向かうことになりました」と伝えた。

　チームはこの日からブルワーズ3連戦、1日のオフを挟んでジャイアンツ3連戦を敵地で戦い前半戦を終える。それだけにデービス氏は「キャリア最短で降板です。ドジャースにとって遠征は悲惨なスタートになりました」と嘆いていた。

（Full-Count編集部）