山本由伸「反省ばかり」 1回もたず5失点KO…ベッツが痛恨失策も「テンポの悪い投球」

試合後、取材に対応したドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】
試合後、取材に対応したドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

自己最短0回2/3で5失点KO…7敗目

【MLB】ブルワーズ 9ー1 ドジャース(日本時間8日・ミルウォーキー)

 ドジャースの山本由伸投手が7日(日本時間8日)、敵地・ブルワーズ戦に先発したが、初回に3ランを浴びるなど、5失点(自責3)を喫し7敗目を喫した。1回を持たず降板。41球を投げ、4安打2死球5失点(自責3)で防御率は2.77に悪化した。試合後「調子自体は良くはなかったですけど、悪かったわけではなかったんですけど」「反省するところばかり」と肩を落とした。

 初回、先頭・フリリックに二塁打、コントレラスに四球。2死を奪うも5番・ボーンに先制3ランを浴びた。さらに、2死一、二塁のピンチ。遊ゴロに仕留めたはずが、遊撃・ベッツの悪送球で4点目。9番・モナステリオにも適時打を許したところで、降板した。

 チームは1-9で大敗。今季ワーストタイ4連敗となった。試合後、山本は「低めの外にすごく意識して投げたんですけど、高めに行ってしまってそれを仕留められた」と反省。ベッツの失策で1点を失ったが「僕もすごいテンポの悪いピッチングをしていたので。守備も守りづらかったと思いますし、初回から失点してしまったので今日の試合を落としたというのは悔しく思っています」と責めなかった。

 前日6日(同7日)には自身初となるオールスターゲーム(15日=同16日、アトランタ)選出が発表された。「本当に嬉しく思いますし、なかなかたくさん経験できる場所ではないと思うので本当にいい経験にしたい」と話した。試合前にデーブ・ロバーツ監督が敵地・ジャイアンツ戦での登板予定で、オールスターでの登板はないことを示唆。「まだちょっとネットニュースでしか見ていないのでわからないですけど、1日1日しっかり大切にして次の登板に向かいたい」と気持ちを切り替えた。

(Full-Count編集部)

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