大谷翔平に被弾した超新星「想定内です」 ド軍12K斬りに歓喜「夢が叶った」

先発したブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー【写真:ロイター】
先発したブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー【写真:ロイター】

6回12奪三振1失点で4勝目「チームのために結果を出せたのが嬉しい」

【MLB】ブルワーズ 3ー1 ドジャース(日本時間9日・ミルウォーキー)

 ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー投手は8日(日本時間9日)、本拠地のドジャース戦で6回12奪三振、4安打1失点。4勝目(1敗)を挙げた。「もう最高です。夢が叶ったような気分です。相手がドジャースですから、特別な気持ちがあります」と声を弾ませた。

 いきなりの洗礼にも動じなかった。初回、大谷翔平に31号先頭打者弾を浴びたが、その後は奪三振ショーを演じた。5者連続を含む12奪三振。「やはり先頭打者にホームランを打たれたところから立て直せたのが大きかった。『まぁそういうこともある』ってことですし、自分の仕事はその場でどう対処するか。今日はそれができてよかった」と振り返った。

 大谷との初対決でいきなり先頭打者弾を浴びたものの、その後は空振り三振、四球だった。「相手はショウヘイ・オオタニですから。打たれることは想定内です。でも、実際に見て、『本当にすごいな』と思いました。逆に燃えました。次の打席では三振を取ってやろうという気持ちが強くなりました。『ここから勝負だ』と気合が入りました」と振り返った。

 最速101.6マイル(約163.5キロ)の剛速球と高速スライダーで寄せ付けなかった。通算3000奪三振を達成したカーショーとの投げ合いを制した。試合後にカーショーは「彼の球は打てない」と称賛。その言葉を伝え聞き、「本当に嬉しいです。僕が子どもの頃からずっと憧れていた選手ですから。信じられない気持ちです」と喜んでいた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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