ド軍指揮官「フラストレーションたまる」 サヨナラ6連敗に憮然…隠せぬ“イライラ”

試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

6連敗で打線の不調が深刻に

【MLB】ブルワーズ 3ー2 ドジャース(日本時間10日・ミルウォーキー)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地のブルワーズ戦に延長10回でサヨナラ負け。今季ワースト6連敗となり、試合後にデーブ・ロバーツ監督は「今日は負けてフラストレーションを感じている」と憮然とした様子で語った。

 両軍無得点で迎えた5回、2死満塁から大谷が押し出し四球を選び、先取点を挙げた。さらに、同点に追いつかれた7回にもベッツの犠飛で一時は勝ち越した。だが、1番から4番までの上位打線は無安打。この6連敗のうち4試合で1得点と打線の不調が深刻になっている。

 ロバーツ監督は「乗り越えないといけないことの1つだ。1回のスイング(本塁打狙い)で追いつこうとしてはいけない。大事なのは、今日みたいな姿勢で打席に臨むこと。明日いいタイミングで休養日を迎えることができる」とコメント。一報で「得点を量産できなかったけど、打席内でファイトする姿勢には満足している」と語った。

 投手陣は、負傷者リストから復帰した先発のグラスノーが5回5奪三振、2安打1失点と好投。継投したべシアとカスパリウスも無失点に抑えた。だが、1点リードの9回にスコットが打たれて同点に。延長10回にはイエーツもつかまり、サヨナラ負けを喫した。

 終盤に粘りを見せたブルワーズ打線について、ロバーツ監督は「彼らはあまり三振をしないし、バットにボールを当ててくる。1イニング単打3本。彼らは強振せずに、当ててくることにあまり驚きは感じていない」と振り返った。

 11日(同12日)からは球宴前に最後のカードとしてナ・リーグ西地区2位で追う宿敵ジャイアンツとの敵地 3連戦に臨む。大谷は12日(同13日)、中6日を空けての前半戦最後の登板に臨む予定。

(Full-Count編集部)

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