ド軍自慢のMVPトリオがまさかの「4」 6連敗を象徴する深刻数値…フリーマンは「0&0」

6連敗中のドジャース…MVPトリオは2HR&4打点
【MLB】ブルワーズ 3ー2 ドジャース(日本時間10日・ミルウォーキー)
ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でのブルワーズ戦に臨み、延長10回サヨナラ負けを喫した。連敗は今季ワーストの「6」となったが、チームの勝敗と呼応するかのようにMVPトリオの“沈黙”が際立っている。
この日は1点リードの9回に同点に追いつかれ、延長10回を無得点で終わると、直後の相手の攻撃で決勝点を奪われた。6連敗中のチームは計10得点。打線の低迷が大きく響いている。
特に大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオの元気のなさも目立っている。この6試合での3人の成績は大谷が打率.194(21打数4安打)、1本塁打、2打点。ベッツが同.250(24打数6安打)、1本塁打、2打点。フリーマンは同.136(22打数3安打)、本塁打と打点はともにゼロ。3人合計で打率.194(67打数13安打)、2本塁打、4打点となっている。
この日の試合で3打数2安打2得点と気を吐いたロハスは「今はオフェンス全体として噛み合っていないというか、乗れていない。特に上位打線が大事だということはみんな分かっている。ショウやムーキー、フレディが打ち始めれば、チーム全体が波に乗れる」と語った。
それでもチームは56勝38敗の貯金「18」。ナ・リーグ西地区の首位をキープし、2位のジャイアンツとは5ゲーム差がある。10日(同11日)の休養日を挟み、11日(同12日)からは球宴前に最後のカードとして、宿敵のジャイアンツとの敵地3連戦に臨む。リフレッシュしたトリオの大暴れをファンは待ち望んでいる。
(Full-Count編集部)