大谷翔平の“代名詞”に懸念「少し気になる」 球界OBが指摘する故障のリスク「若干、下がる」

高橋尚成氏が自身の公式YouTubeを更新した
巨人やメジャーリーグで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新し、ドジャース・大谷翔平投手のここまでの投球内容について言及。“代名詞”でもあるスイーパーに対し「少し気になる」と語った。
今季4度目の登板となった5日(日本時間6日)のアストロズ戦は2回を投げて1安打無失点だった。現地実況が大谷のスイーパーの変化量の大きさに驚いていた話題となったが、高橋氏は「曲がり幅はすごく大きい」としながらも「でもやっぱりスイーパーを投げる時に肘が若干、下がるように思えるんです」と懸念した。
横の変化とあって右腕が“横振り”に近い形になると指摘。ここまで2度の右肘手術を受けているだけに、負担を心配している様子だった。スイーパーの“対”になる球種として「縦のスライダーを投げたら効果的じゃないかな。そうすると肘の負担もかなり軽減できるんじゃないかな」と進言した。
今後、秋の優勝争いに向けて投手としても状態は上がっていくと明言。それぞれの球種は「クオリティ自体は100%に近いぐらい。あとは長いイニングというのを考えると、まだまだかなと。今はまだ60%くらいですかね」と分析。今後については長いイニングを投げた後の体の反応が注目だと挙げていた。