“軽視”されるジャッジにファン怒り「全然上だ」 識者の格付けに指摘殺到「意味不明」「酷い」

ジャッジとローリーのMVP争いで議論紛糾
前半戦も終盤に差し掛かり、ア・リーグではハイレベルな本塁打王争いが繰り広げられている。9日(日本時間10日)終了時点ではマリナーズのローリーが36本でトップ。ヤンキースのジャッジが2本差で追う状況だ。米アナリストは、現時点でのパワーランキングを発表。X(旧ツイッター)では賛否が飛び交っている。
「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、ア・リーグのMVP候補トップ3を発表。1位がローリー、2位がジャッジ、3位をタイガースのスクーバルとした。
ローリーは負担の大きい捕手というポジションながら、今季は本塁打を量産。ジャッジは本塁打数こそ2位ではあるものの、リーグダントツの打率.360、OPS1.206を記録。WARはジャッジがMLBトップの6.7、ローリーは4.7と差が開いている。
バーランダー氏はこの順位を発表し、「こうすると嫌われるだろう。でも、キャッチャーとしてカル(ローリー)がやっていることは計り知れないことだ」と説明した。
この投稿には400件を超える返信や引用で、ファンが反応。「キャッチャーでありながらカルのように打つのがどれだけ難しいか、誰も理解していません」と同調する意見もあったが、ほとんどが“反対意見”。「ベン、これは酷いよ」「彼はヤンキース嫌っている」「注目を浴びたいのか?」「ジャッジの方が全然上だ」「意味不明だ」「あれだけDHの大谷を推しておきながら、いまさら守備の事をいうのか?」といった声が寄せられた。
ナ・リーグの大谷も加えれば、現在3人が50本塁打のペースでアーチを量産している。シーズンが終わるときにそれぞれがどのような成績を残し、MVPの栄冠は誰の手にわたるだろうか。
(Full-Count編集部)