日本ハムの伊藤が6失点乱調、連勝ストップ 楽天はソフトバンク撃破…11日のパ・リーグ

古謝樹が5回4安打無四死球0封で3勝目、モイネロ攻略でカード初戦を制す
楽天はソフトバンク戦(楽天モバイルパーク)に3-0で勝利した。2回、入江大樹内野手の適時打、堀内謙伍捕手のスクイズで2点を先制。入江はこれが今季初安打となった。5回には村林一輝内野手の適時打で3点目を挙げる。
先発の古謝樹投手は、4回まで1安打無四死球の快投を披露。5回に満塁とされたが、得点は許さず。5回64球4安打無四死球1奪三振無失点で役目を終えた。6回は渡辺翔太投手、7回は藤平尚真投手が3者凡退でつなぐ。
8回も西口直人投手が3者凡退で切ると、9回は則本昂大投手がマウンドへ。先頭に安打を許したが、後続を3者連続三振に仕留め、試合終了。古謝は3勝目をマークした。
敗れたソフトバンクは、先発のリバン・モイネロ投手が5回97球3安打3四球8奪三振3失点(自責点2)で今季2敗目。打線は6回以降1安打に終わった。3番手・川口冬弥投手は、2回パーフェクトリリーフを披露している。
曽谷龍平がキャリアハイの8勝目、完封リレーでオリックス勝利
オリックスは日本ハム戦(エスコンフィールド)に6-0で勝利した。初回に西野真弘内野手に適時打が飛び出し、相手先発・伊藤大海投手から幸先良く1点を先制した。続く3回、5回にも2死から西野が適時打を放ち、さらに2点を追加する。
先発の曽谷龍平投手は、キレのある変化球と150キロに迫る直球のコンビネーションで、日本ハム打線を2回まで無安打に抑える。3回からは3イニング連続で1死から得点圏に走者を背負うが、後続を断ち、いずれも無失点で切り抜けた。
6回には宗佑磨内野手の4号3ランで6-0に。大量援護をもらった曽谷は、8回121球6安打1四球10奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。9回にマウンドに上がった才木海翔投手は、3者凡退で試合を締めくくりオリックスが完封勝ち。曽谷がキャリアハイの8勝目を手にした。
敗れた日本ハムは、先発・伊藤が6回12安打6失点と乱調。打線も中盤の好機を生かせず、連勝は5でストップした。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)