ロバーツ監督、7連敗に疲れ隠せず 「勝つチャンス」も…不振の投手陣に落胆「タフだ」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

13日は大谷翔平が先発「2か3イニングの予定」

【MLB】ジャイアンツ 8ー7 ドジャース(日本時間12日・サンフランシスコ)

 ドジャースは11日(日本時間12日)、敵地で行われたジャイアンツ戦に7-8で敗れた。大谷翔平が32号2ランを放つなど11安打7得点もあと一歩及ばず7連敗となった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「残念ながら、届かなかった。投手陣は失点を抑えることができなかった」と疲れ切った表情で答えた。

 1点を追う3回、大谷が2試合ぶりとなる32号逆転弾で試合をひっくり返した。しかし、4回に先発メイが逆転を許すと5回にも5失点。メイは4回2/3、7失点で無念の降板となった。打線は6点差の6回にテオスカー・ヘルナンデスの中越え2点二塁打、コンフォートの8号2ランで4点を奪うなど反撃を見せたが、あと1点が届かなかった。

 ロバーツ監督は「ファイトする姿勢に満足している。1番から9番まで(内容の)いい打席がいくつもあった。得点もできたし、終盤で勝つチャンスもあった」と打線の粘りを評価。今季8勝をあげているウェブから6点を奪った攻撃に「ウェブはナ・リーグ屈指の投手。6回に攻略して中継ぎに投げさせたことはよかった」と振り返った。

 ただ、先発のメイが期待に応えることができず逆転負け。「序盤はいい球を投げていたが、次第に制球力を失った。4四球のうち、3人が生還したと思う。いいチーム相手にフリーパスを与えると、やられる。そして(走者を許すと)、対戦する打者が増えてしまう。(中軸に進むにつれて)もっといい打者と対戦しないといけない。4回か5回の初めに、先頭の2人を歩かせたところから始まった」と右腕に注文をつけた。

 7連敗は2017年9月2日から同11日までに11連敗を喫して以来となったが「どの監督だって同じことを言うと思うが、MLBの舞台で試合に勝つことはタフだ。いい投球、いい守備、いい打撃をしないといけない。一晩でこれらの全てが揃わなければ、勝つことは難しい」と語った。

 12日(同13日)に登板予定の大谷については「2か3イニングの予定だ。全てがうまくいって、効果的な投球をしていたら3回(を投げさすから)、それはグレートなことだ」とコメント。大谷には連敗中のチームの雰囲気を変える投球が期待される。

(Full-Count編集部)

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