大谷翔平の凄さを知るからこそ…殿堂入り右腕が見る“夢” 指摘した「No.1」の形

通算213勝のスモルツ氏「普通とは全く異なる存在」
ドジャースの大谷翔平投手は今季投手復帰を果たし、ここまで4試合に登板して防御率1.50、計6イニングを投げて4安打6奪三振1四球という成績だ。12日(日本時間13日)のジャイアンツ戦では前半戦最終登板する予定。通算213勝を誇る殿堂入り投手のジョン・スモルツ氏は、改めてその能力に賛辞を送った。
米スポーツトークショー番組「ダン・パトリック・ショー」に出演したスモルツ氏はここまでの“投手・大谷”を「全てがよく見えた。普通とは全く異なる存在で、おそらく準備に時間はかからないだろう。とても運動能力に長けている」と称賛した。
“投打二刀流”での躍動には「ただの仮説で実際には起きないことだけど、もし1年間打者をやらずに投手だけを務めれば、球界一の投手になるよ。間違いない。議論の余地すらない」と断言。現在は史上屈指の打者になろうとする道を模索しつつ、投手としても邁進する“形”を体現しているわけだが「もし投手に集中したとしたら、能力を考えれば、間違いない」と力強い口調で語った。元サイ・ヤング賞右腕の言葉には、“見てみたい”という強い思いが込められているのかもしれない。
(Full-Count編集部)