ド軍が8年ぶり7連敗 大谷翔平は特大32号&2打点も…投手陣8失点で逆転負け

4打数1安打2打点で打率.278
【MLB】ジャイアンツ 8ー7 ドジャース(日本時間12日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回に2試合ぶりの32号を放った。日本人初の“スプラッシュ・ヒット”。4打数1安打2打点で打率.278となった。チームは逆転負けし、8年ぶりの7連敗を喫した。
大谷の特大アーチは1点を追う3回1死三塁だった。エース右腕ウェブの内角カットボールをフルスイング。一時逆転の32号2ランはマッコビー湾に飛び込んだ。ジャイアンツ選手のみのカウントとなっているが、日本人初の“スプラッシュ・ヒット”。打球速度106マイル(約170.6キロ)、飛距離410フィート(約125.0メートル)、角度30度だった。
キング争いではカイル・シュワーバー(フィリーズ)を再び2本差に突き放した。メジャー全体では38発のカル・ローリー(マリナーズ)に5本差。34発のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とは2本差だ。昨季記録した自己最多の54発ペースとした。
初回先頭は四球で出塁したが、得点にはつながらなかった。5回2死一塁は中飛。飛距離381フィート(約116.1メートル)と大きな当たりだった。7回先頭は剛腕ロドリゲスにバットを折られての遊ゴロに打ち取られた。9回先頭は守護神ドバルに遊ゴロだった。
チームは先発のメイが5回途中7失点でKO。打線は6点差の6回にテオスカー・ヘルナンデスの中越え2点二塁打、コンフォートの中越え8号2ランで4点を奪うなど1点差に迫ったが、あと1点が遠かった。7連敗は2017年9月2日から同11日までに11連敗を喫して以来だ。
(Full-Count編集部)