創部4年目の“謎の高校”が「神がかってる」 頂上決戦進出に「今年はそこしか考えれなかった」

夏の甲子園をかけて、エナジックスポーツと沖縄尚学が激突
創部4年目のエナジックスポーツの快進撃が止まらない。2025年夏の「第107回全国高校野球選手権沖縄大会」は12日、準決勝が行われ、エナジックスポーツと沖縄尚学が決勝進出。春夏連続の甲子園出場に王手をかけたエナジックスポーツに「見に行くしかない」「決勝まで行ったか」「楽しみ」とコメントが飛び交っている。
準決勝でエナジックスポーツは宜野座と対戦。初回に打者一巡の攻撃で3点を先制すると、3回と4回に1点ずつを奪いリードを広げた。しかし7回、3安打に失策も絡み3点を奪われると、8回にも2死二、三塁のピンチ。ここで中堅手の砂川が好守を見せ失点を防ぐと、9回も無失点で逃げ切った。
順当に決勝進出を決めたが、じつはまだ創部4年目。2022年に通信制スポーツスクールとして名護市に設立。昨夏の第106回全国高校野球選手権沖縄大会では創部3年で決勝戦まで進出し、興南に延長10回の末3-4で敗れるも大躍進するチームに注目が集まった。
昨秋の九州大会で準優勝を飾り、3月に開催された「第97回選抜高校野球大会」に初選出。1回戦で至学館(愛知)を8-0で破り初勝利を飾るなど、珍しいカタカナの高校名ということもありSNS上で話題となった。
夏の大会でも勢いはとどまることなく甲子園へあと1勝。ファンも「今年はそこしか考えれなかった」「沖縄尚学とエナジック、まさに頂上決戦やぞ!」「神がかってる」「スコアつけよかな」「ワクワクさせられる」「すごいな」と“謎の高校”が見せる快進撃に熱視線。13日に沖縄セルラースタジアム那覇で行われる沖縄尚学との決勝戦は大きな注目を集めそうだ。
(Full-Count編集部)