首位の日本ハム快勝…清宮が3安打4打点 楽天・瀧中がプロ初完封、12日のパ・リーグ

最下位ロッテは痛恨の4連敗
12日、パ・リーグ公式戦3試合が行われた。楽天は楽天モバイルパークでソフトバンクに7-0で勝利した。3回1死3塁から、黒川史陽内野手の適時三塁打で先制。6回には村林一輝内野手の適時打などで3点を追加しリードを広げた。
先発・瀧中瞭太投手は初回、2死3塁のピンチを背負うも後続を3球で打ち取り、無失点で切り抜けた。4回以降は3イニング連続で3者凡退に相手打線を封じるなど、9回112球4安打無四死球2奪三振無失点でプロ初完投、初完封勝利を挙げた。
敗れたソフトバンクは先発・上沢直之投手が5回2/3を111球9安打1死球1奪三振4失点。打線は僅か4安打に終わり、3試合連続の完封負けを喫した。
日本ハムはエスコンフィールドで行われたオリックスに7-3で勝利した。初回に2点を先制すると、2回には清宮幸太郎内野手の2点適時二塁打、石井一成内野手の適時打で3点を追加。2点差で迎えた6回には清宮が勝負を決める2点適時打を放った。
先発の加藤貴之投手は、4回までに3点を失うも同点は許さない粘りの投球で5回を投げきった。6回以降は4投手がリレーし、最後は柳川大晟投手が試合を締め括った。
敗れたオリックスは、先発の九里亜蓮投手が4回97球7安打1死球5失点で5敗目。打線は12安打を放ちながらも3得点と好機を生かしきれなかった。
西武はZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に5対1で勝利し、引き分けを挟んで連勝となった。初回、仲三河優太外野手の犠飛で先制。2回にも追加点をあげた。3回以降は投手戦が続いたが8回に3点を奪い突き放した。
先発の與座海人投手は、2回まで走者を許さない立ち上がり。3回以降は4イニング連続で出塁を許したが、要所を締めてロッテ打線に得点は与えず3勝目をあげた。打線ではプロ初スタメン出場の仲三河が4打点と起用に応えた。
敗れたロッテは、先発の種市篤暉投手が7回1/3を111球6安打3四球9奪三振5失点。2020年から続く自身の西武戦の連勝は7で止まり、チームは引き分けを挟んで4連敗となった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)