楽天2年目右腕が6回無失点の好投 鷹は10安打を放つも大敗…12日のファーム

オリ東松は6回2失点も打線が援護できず
パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が12日、3試合行われた。楽天はロッテ浦和球場で行われたロッテ戦に4-1で勝利した。3回に1点を先制すると、4回には陽柏翔内野手と田中貴也捕手の連続適時打で2点を追加し主導権を握った。
先発の大内誠弥投手は、5回まで要所を締める投球。6回に連打と四球で無死満塁のピンチを招いたが、後続を二飛と併殺に打ち取り無失点で切り抜けた。6回以降は3投手の継投でリードを守りきった。7回には鈴木翔天投手が6月4日の1軍戦以来、約1か月ぶりに復帰登板を果たした。
敗れたロッテは、先発の廣池康志郎投手が5回1/3を92球9安打3四球2奪三振4失点。打線は8安打を記録したが、好機を生かせず1得点に終わった。
オリックスは高槻萩谷バファローズ球場(萩谷総合公園野球場)で行われた阪神戦に1-5で敗れた。先発した東松快征投手は、5回に2点を奪われ6回100球7安打2四死球6奪三振2失点で降板。7回と8回にもリリーフ陣が失点しリードを広げられた。
打線は8回まで無得点。9回1死2塁から宜保翔内野手が適時打を放ったが、1点を奪うのが精一杯だった。
ソフトバンクはタマホームスタジアム筑後で行われた広島戦に1-9で敗れた。先発・又吉克樹投手は初回、押し出し四球と犠飛などで3点を失うと、2回にも1死1、2塁から連続適時打を浴びるなど、計6失点で先発の役割を果たすことができなかった。
打線は初回、2死一、二塁の好機から渡邉陸捕手の適時二塁打で1点を返すも、以降は広島投手陣から10安打を放つも得点を奪うことができなかった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)