大谷翔平の投球に“違和感”…ファンの間で広がる謎「まだですか?」 まさかの0/36に騒然

ジャイアンツ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ジャイアンツ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

今季5度目の登板はフォーシーム主体

【MLB】ドジャース 2ー1 ジャイアンツ(日本時間13日・サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われたジャイアンツ戦に「1番・投手」で投打同時出場。5度目の登板では、復帰後初めて3回のマウンドに上がり、36球を投じて1安打1四球4奪三振無失点の内容だったが、“伝家の宝刀”スプリットを投じなかったことに、ファンの間で謎が深まっている。

 初回、大谷は先頭のヤストレムスキー、続くラモスをいずれもフォーシームで連続空振り三振に斬って取った。3番のデバースにもスライダーで三振を奪い、前回から続く連続三振を6に伸ばした。2回以降も安定した投球を続け、3回2死から唯一の安打を許すも後続を断ち、復帰後最長の3イニングを堂々たる内容で締めた。

 ただ、この日もスプリットを投げなかった。今季の登板5試合でスプリットはわずか4球しか投じられておらず、3登板目と今回の5登板目では1球も使っていない。今季はフォーシーム、スライダー、カットボールが主体となっており、変化球の種類は限定的だ。

 SNSでは「今日もスプリットなしか」「そうだストレート素晴らしすぎて忘れてたけど、カーブ、スプリット投げてねぇ」「ツーシーム、スプリット無しで制圧って凄すぎるでしょ」「カーブ、スプリットはまだですか(ボソっ)」「スプリットは肘への影響でまだGOサイン出てないのかなって勝手に思ってるんですけど、どうなんでしょうね」と、あえて“奥義”を使わずに圧倒する大谷の投球に驚きの声が広がっている。復帰後の段階的な調整の一環とも考えられるが、今後どのタイミングで“奥義”が解禁されるのか、注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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