大谷好投の裏で…“史上初”の快挙「記念すべき日」 MLBで見せる存在感に「日本の誇り」

ジャイアンツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ジャイアンツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

史上初の日本人4投手が先発登板、菊池は勝利投手に

 日本人選手がメジャーの歴史に新たな記録を刻んだ。12日(日本時間13日)、ドジャース・大谷翔平投手、パドレス・ダルビッシュ有投手、ナショナルズ・小笠原慎之介投手、エンゼルス・菊池雄星投手が先発登板。日本人4投手が同日に先発するのは史上初の出来事で、それを知ったファンから「記念すべき日」「日本の誇り」とコメントが寄せられた。

 大谷は敵地でのジャイアンツ戦に登板。復帰後5度目の登板で初めて3回のマウンドにあがり、36球を投じて1安打1四球4奪三振無失点と好投し連敗ストップに貢献した。ダルビッシュは本拠地でのフィリーズ戦に登板し、4回2/3を投げて5安打4失点。日本投手歴代単独1位となる日米通算204勝目はお預けとなった。

 小笠原は敵地でのブルワーズ戦に先発し4回3失点で降板。勝敗はつかなかったが、試合後にマイナー降格が決まった。菊池は本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発。5回2/3まで93球を投げて5奪三振3失点で今季4勝目を手にした。

 NPBで活躍した選手がメジャーの舞台でも活躍する姿に「凄い時代になったなぁ」「ワクワクする」「今後はこんな日が当たり前になるかも?」とファンの歓喜するコメントがSNSで飛び交った。

 4人の中で唯一白星を掴んだ菊池は、試合後に「日本の子どもたちや日本でプレーしてる選手も、アメリカに行きたいという夢を持ってるので、僕らが結果を出すことで、選手たちの価値が高まるのはすごく嬉しいし、自分のモチベーションにもなってます」と感慨深く語った。

(Full-Count編集部)

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